広島 逆転負けで自力優勝の可能性復活せず 守護神・矢崎は4試合連続失点

9回、勝ち越しを許した矢崎(右)と同点打を許した島内がグラウンドを見つめる(撮影・田中太一)
9回、勝ち越しを許した矢崎(中央)は頭を抱えながらベンチへ戻る(撮影・田中太一)
8回、同点に追いつかれがっくりする島内(左)=撮影・田中太一
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 「広島東洋カープ4-5読売ジャイアンツ」(18日、マツダスタジアム)

 広島が逆転負けを喫し、首位・阪神のマジックは28となった。

 打線は三回に一挙3得点した。矢野の中前打から好機を広げると、菊池の左前適時打で先制。適時失策で加点すると西川が技ありの右前適時打でリードを広げた。

 菊池は「運よくサードの頭を超えてくれて良かった。良い先制点になった」と振り返った。

 3-2の七回では1死三塁では、代打・堂林が勝負強さを発揮する中前適時打を放った。

 先発した森は粘りの投球で試合を進めた。3-0の五回は、浅野にプロ1号となる左越え2ランを被弾するものの、その後のピンチをピシャリ。1死二、三塁から吉川、坂本を空振り三振に仕留め、5回5安打2失点でマウンドを降りた。

 それでも八回に登板した島内が2失点して同点に追いつかれると、九回に矢崎が岡本和に決勝打を許した。守護神は4試合連続失点となった。

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