カープ秋山 抹消期間を「見返す機会」に 1軍復帰目指し「全てをプラスに」変えていく

 「右下腿(かたい)ヒラメ筋筋損傷」の診断を受け、出場選手登録を抹消されている広島・秋山翔吾外野手(35)が15日、廿日市市の大野練習場でリハビリを行い、心境を明かした。戦列を離れる形となったが、現状を受け止めて全てをプラスに還元する考え。今後は段階を踏みながら回復を図り、1軍復帰を目指していく。

 ケガの発症から4日目。プロ生活の中で、今回の患部であるヒラメ筋を痛めたのは初の経験だという。この日は室内でエアロバイクをこぎ、ストレッチなどで体を動かした。

 離脱を余儀なくされた現状には当然、悔しさがにじむ。それでも、うつむいていられないことも自覚する。今季は開幕から全試合でスタメン出場。それだけに「いろんなものを、見返す機会ではあるかなと思う。外から(1軍の)試合を見ることも、全てをプラスにして」と復帰への思いを強くした。

 ここまで103試合で打率・282、3本塁打、35打点。不動の「3番・中堅」としてチームを支え、守備でもセンターラインの一員として仲間を鼓舞してきた。目標は再び、一丸になって戦う新井カープを形成するピースになること。「あの場所に戻れるように。準備します」。チームに欠かせない35歳が、着実に歩みを進める。

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