広島が8連勝でリーグ50勝一番乗り V確率85・7%の吉兆データ 苦しむデビッドソンがV二塁打 新井監督絶賛

 7回、勝ち越し二塁打を放ち、ベンチへ向かって両手を挙げるデビッドソン(撮影・田中太一)
 7回、デビッドソンが勝ち越し打を放ち、右手を挙げて歓喜する新井監督(左)と藤井ヘッドコーチ(撮影・田中太一)
 7回、勝ち越しに成功し、生還した坂倉を迎える新井監督ら(撮影・田中太一)
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 「広島東洋カープ6-3東京ヤクルトスワローズ」(25日、マツダスタジアム)

 広島が逆転で8連勝、リーグ50勝一番乗りを果たした。3連覇を果たした18年シーズン以来、5年ぶりで過去の事例を見ても優勝確率85・7%の高確率。首位・阪神をゲーム差なしでしっかりと追いかけている。

 2点を追う六回に小園、代打・野間の適時打で試合を振り出しに戻すと、七回はデビッドソンが中越えに勝ち越しの2点二塁打。さらに小園も適時三塁打で続き、ダメを押した。

 八回は島内、九回は矢崎が締めて4年ぶりの8連勝。そして貯金は新井政権最多の「12」となった。マツダスタジアムのムードは最高潮に達しており、ベンチの新井監督も得点が入る度にベンチの最前列で声を張り上げ、満面の笑みで選手達を迎えた。

 助っ人のV打に「頑張っているのを知ってるからベンチのみんなも全員で喜んでいた」と明かした指揮官。守備でも好プレーを連発し「みんな球際を攻めてね。球際に強いな」と語り、「残り55試合ありますけど、一戦一戦、ウチらしく全員で戦っていきたいと思います」と力を込めた。

 リーグで唯一の後半戦負けなしのカープ。週末には敵地で首位・阪神との3連戦が控える中、価値ある1勝を手にした。

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