広島・森下が今季初完封で5勝目!4位転落を阻止 小園が決勝2ラン
「巨人0-2広島」(12日、東京ドーム)
負ければ4位転落となった広島が逃げ切った。
先発した森下が力投を見せた。立ち上がりから走者を出すも、決定打は許さない。三回のピンチは岡本和を、七回は中田翔をそれぞれ併殺打に仕留めて得点を与えなかった。8安打を浴びながら、堂々の今季初完封。昨年8月16日・中日戦以来、330日ぶりの完封勝利を飾った。
打のヒーローは、小園。五回1死一塁。巨人先発・グリフィンの初球、高めに入ったカーブを鋭く振り抜くと、打球は右中間スタンドに突き刺さった。
試合前には4番を担っていた西川が「右脇腹の肉離れ」で出場選手登録を抹消され、前日に死球を受けた菊池もベンチスタート。リードオフマンと4番打者が不在という状況の中、若鯉がバットで奮起した。