広島が大ピンチ 菊池が右腕に死球 西川は右脇腹を痛めて途中交代 新井監督「なんとも言えない」

 6回、右腕に死球を受け、しゃがみ込む菊池(撮影・伊藤笙子)
 6回、左飛に倒れ、脇腹付近を押さえる西川(撮影・伊藤笙子)
 6回、一人ベンチから巨人の攻撃を見つめる新井監督(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人4-0広島」(11日、東京ドーム)

 今季9度目の完封負けを喫し、4位・巨人に0・5差に迫られた広島が大ピンチだ。

 六回1死から菊池が右腕に死球。打席内でうずくまり、トレーナーらが駆けつけた際には、右手を握ったり開いたりする動作を繰り返していたが、その表情は厳しさを物語っていた。一度ベンチに下がって治療を施した後、グラウンドに戻ってきたが、八回の打席で代打が告げられた。

 新井監督は「ちょっと当たり方がね。自分から(スイングしに)行ってるし。全部(衝撃を)吸収していたから。明日の様子を見てからになると思う」と話した。

 また、西川も六回2死一、三塁から左飛に倒れた後に途中交代した。指揮官は「ちょっと脇をスイングの時に少し痛めたように感じたので代えました」と右脇腹に異変が生じたことを明かし、「明日以降は状態を見てですね」と話した。

 西川はこの日、代替選手として初の球宴出場が発表されたばかりとあって「そこは心配。いずれにせよ、明日の状態を確認してから。今日の段階ではなんとも言えない」と心配そうな表情で話した。

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