カープ新井監督 死去当日のウイニングボールを遺族に 北別府氏の通夜参列「見守ってくれている」

 広島OBで16日に65歳で死去した北別府学氏の葬儀が19日、広島市中区の玉泉院中央会館で営まれた。広島OB、球団関係者ら191人が参列し、故人との別れを惜しんだ。親族と一部関係者のみで営まれた18日の通夜には広島・新井貴浩監督(46)らが参列。同監督は北別府氏との思い出に「普段は物静かな方なんですけど、(心の)中にある熱い気持ちを持たれた先輩だったと思います」と人柄に触れ、大投手をしのんだ。

 少年時代からカープファン。入団して初めてあいさつした際には「すごくファン目線だったのを覚えています」と懐かしんだ。

 死去した16日。チームは喪章を着けてマツダスタジアムで西武戦に臨み、一丸で勝利を収めた。そのウイニングボールには指揮官をはじめ、選手らのサインを書き入れて、新井監督が遺族へ手渡した。「北別府さんがずっと天国から私たちを見守ってくれていると思いながら日々、試合を戦っていきたい」。秋には必ず、覇権奪回の報告をしてみせる。

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