広島が5割に逆戻り なぜか水曜日に勝てず 負傷降板の大瀬良に新井監督「こればっかりはしょうがない」

 7回裏が終わり、選手交代を告げベンチに戻る新井監督
 8回、戸根(手前右)が2点適時打を許し、唇をかんで悔しがる新井監督(撮影・田中太一)
 4回、勝ち越しを許し厳しい表情の大瀬良
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 「広島3-6中日」(26日、マツダスタジアム)

 広島は先発の大瀬良が中11日と休養十分でマウンドに上がったが4回3失点で降板する誤算。

 打線は菊池、秋山の適時打で一時は同点に追いついたが、後半に突き放され13日以来の5割逆戻りとなった。

 今季の水曜日は3連敗となった。

 新井貴浩監督は大瀬良について「ハムストリングに違和感があったというところだったんで、大事をとった」と説明した。

 四回に坂倉の捕逸で失点した場面でベースカバーに入った。

 「たぶんだけど、ホームにベースカバーに入った後らへんだと思う」

 今後については「明日、病院に行ってからになる」と登録抹消を含めて検討することになった。

 休養明けでの早期降板はリリーフ陣の負担となった感は否めない。

 「アクシデント。こればっかりはしようがない」

 同点に追いついた直後に捕逸やバント処理のミスなどで失点。

 「そこはしっかりまた反省してまた練習してしっかりいい準備をして明日に向かいたいと思います」

 今季初めてデビッドソンを7番に坂倉を6番に上げる打順変更を行った。

 「そこはまあね。あまり大きな変更ではないから」

 九回に大道が今季初登板で三者凡退の投球を見せた。

 「よかったですね。ファームの方からもいいというふうに聞いていましたし、ナイスピッチングでしたね。真っすぐで空振りが取れていたのでナイスピッチングですね」

 一方で戸根が7試合目にして初失点。

 「ここまで頑張ってくれていたから点を取られるときだってあるしまた次の登板につなげてくれればいい」

 27日は九里が先発する。

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