大興奮の広島・新井監督 喜び方ツッコまれ苦笑い「そうですか?取り乱してますか?気をつけます」
「広島7-5ヤクルト」(16日、マツダスタジアム)
広島が大逆転勝利で新井監督体制初、昨年5月13日以来、338日ぶりとなる首位浮上を果たした。開幕カードで3連敗を喫したヤクルトを相手に3連勝返し。本拠マツダスタジアムでは7連勝を飾った。
初回に5点を先行されながら、四回にマクブルームが犠飛で1点、六回に田中が満塁弾で4点を返し、同点に。七回には代打・小園の三塁打などで1死一、三塁と好機を広げマクブルームが犠飛で逆転に成功。八回は坂倉がダメ押しの2号ソロ。勝負強い野球で球場を大きく沸かせた。
試合後、新井監督は放送局のインタビュー応じ、田中の同点弾について「血が沸騰するような、そんなホームランでしたね」と興奮気味に一言。アナウンサーから「喜びのリアクションが選手時代と変わらない」と問いかけられると「そうですか?取り乱してますか?大丈夫ですか?ちょっと興奮するとあまり覚えていないので…。気をつけます」と苦笑い。「あまり…そういうことを言われると私、気になりますので。そっとしておいてもらえますか(笑)」と答えていた。
単独首位に立ったことについては「あ、そうなんですか!まだ何試合ですか(笑)」と受け流し「一戦一戦やっていくだけです」と力強く話した。