広島・大瀬良大地投手は３０日、自身５年連続５度目となる開幕投手に向けて意気込みを話した。

　「いよいよ始まるなという気持ちでいますけれども、いい準備をして当日を迎えたいという気持ちで今はいます。チームのスタートを切る投手。責任は大きくあると思っていますので。５年連続になりますけど、年を重ねるごとにより大きくなってきているっていう風なものは感じるので、いいスタートが切れるように責任を持って、マウンドに立ちたいと思います」

　ヤクルト戦は昨季３試合で０勝２敗、防御率７・４７と相性の悪い相手。

　「切れ目がなくて、一人一人が自分の役割に徹して、そつなく点を取ってくるイメージ。もちろん４番には村上君という素晴らしい打者がいますので、なんとか自分の投球をして、チームを勝利に導いていけるようにやっていきたい」

　５度目となる開幕戦はこれまで３勝０敗と負けていない。

　「チームとしてなんとか勢いがつくような投球であったり、姿であったりというものを見せたいと思ってマウンドに立って、負けがないのはいいこと。今回もそういう投球や姿を見せることができればいい」

　この試合は新井貴浩新監督にとっての初陣にもなる。

　「これまでもたくさんお世話になった方ですし、なんとか男にしたいなという思いはみんな持っていますので、優勝に導いていけるように、みんなで頑張っていきたいと思います」

　広島の開幕戦は３１日にヤクルトと神宮球場で１８時に試合開始の予定。