広島・秋山 高いプロ意識は若手の手本

 広島の秋山翔吾外野手(34)がデイリースポーツの新春インタビューに応じ、フルイニング出場などでチームの勝利のために全力を尽くすと誓った。

  ◇  ◇

 言葉の端々から妥協を許さない姿勢が感じ取れた。広島加入は昨年途中。1年が終わり「激動の年だったのでは?」と聞いたときもそうだった。

 「『そうですね、大変なシーズンでした』と答えれば楽。でも自分の出した数字や置かれた状況がまるで人のせいかのように聞こえちゃうというか、言っている自分になりそうで。それが嫌というか、そうしたくない。ダメだったのは自分。野球人として結果を出せなかったのは自分」

 飽くなき向上心やグラウンドに立ち続ける心構え、思いや行動…。インタビュー中、真摯(しんし)に向き合う姿に何度も揺さぶられた。

 心に残った言葉はほかにもある。

 「今の時期、自分の武器を若い子たちは身に付けようとする。それが個のレベルアップであり他の選手への刺激になる。一人一人の力が結集した上でチームは上がっていく。コミュニケーション、空気だけが良くても個のレベルも上がっていかないし順位としても」

 高いプロ意識。その姿勢が若手の手本にならない訳がない。(デイリースポーツ・市尻達拡)

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