広島は１日から主力選手の契約更改がスタート。１０年目で自己最高の成績を残した上本崇司内野手（３２）は倍以上アップの２９００万円でサインした。（金額は推定）

　プロ１０年目にしてキャリアハイの成績を残した上本に１４００万から倍以上アップとなる２９００万円へのご褒美が待っていた。

　「うれしかったと同時に、来年も頑張ろうと思いました」

　今季は初の開幕スタメンから内外野さまざまなポジションで出場。開幕６連勝をけん引するなど、打率・３０７、２本塁打、１８打点と結果を残した。

　大幅アップの使い道を問われると「再来年クビになるかもしれないので貯金です」と笑わせた。

　来季に向けてレギュラー獲得の声も上がるが、聞く耳を持たない。

　「無欲なんで、やるべきことをやっていれば、今年みたいにいいことがあるかもしれない。オープン戦からチャンスは少ないと思いますが、結果を出すしかない」

　来季もスーパーサブとしてチームを支える。