広島・西川 侍11月4試合で示す存在感 WBC本大会出場へ外野争い勝ち抜く「結果を」
広島・西川龍馬外野手(27)が15日、11月5日の日本ハム戦、6日の巨人戦(いずれも東京ド)、9、10日の「侍ジャパンシリーズ2022」のオーストラリア戦(札幌ド)に向けて「選ばれたからには結果を求めてやりたい」と意気込んだ。18年のオーストラリア戦以来の選出。来年3月のWBC本大会に向けて、し烈な外野手争いで存在感をアピールする。
4年ぶりに侍ジャパンのユニホームに袖を通すことになった。西川はそのことに驚きの表情を浮かべる。
「正直、選ばれると思ってなかったのでビックリしました。選ばれたからには結果を求めてやりたい」
今季は打率・315、10本塁打、53打点の好成績を残した。しかし、97試合の出場にとどまった。6月2日の日本ハム戦(マツダ)で、打席で左足首を痛め離脱。復帰まで2カ月を要した。それでも侍ジャパンの栗山監督は打撃技術を高く評価。代表入りとなった。
「周りにもいい選手がいるから勉強です。初めての選手もいる。いろいろコミュニケーションを取りながら、自分の引き出しにもなれば。そこで新しいことも見つかると思う」
ここを成長の場と捉えている。9、10日はオーストラリア代表と対戦する。
「外国人投手がイヤとかないので、楽しみではあります」
驚異的なバットコントロールで世界の投手を打ち崩せば、来年3月のWBC本大会での代表入りも見えてくる。
「出たいのは出たいですけど、外野手はいい選手が多いからそこに食い込んでいく自信も今はない。とりあえずアピールもしながら今大会を頑張りたい」
“今は”の言葉に今後の飛躍への自信をちらつかせた。世界に龍馬を見せる。





