広島 5戦未勝利の大瀬良に佐々岡監督「やってもらわないといけない選手」奮起促す

 9回、スコアボードに目を向ける佐々岡監督(撮影・立川洋一郎)
 力投する先発の大瀬良(撮影・飯室逸平)
 6回、安打を放つマクブルーム(撮影・田中太一)
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 「広島2-3阪神」(5日、マツダスタジアム)

 広島は接戦を落として、今季初の7連敗。巨人が勝ったため、今季初めて5位に転落した。

 あと一歩、及ばなかった。1点を追う八回は安打と相手の失策で無死一、二塁の好機を迎えたが、秋山、マクブルーム、坂倉が阪神・湯浅の前に凡退。本拠地にため息が充満した。

 先発・大瀬良は5回3失点で8勝目はならず、これで登板5試合連続未勝利。佐々岡監督は「きょうはちょっと内容的に良くないと思って、五回で代えました」と降板の理由を説明。今週3日に先発した床田が右足関節骨折したことも踏まえ「当然エースとして。床田がああいう状況になりましたので、やってもらわないといけない選手」と主戦投手としての奮起を促した。

 打線では新型コロナウイルス陽性判定から復帰したマクブルームが復帰初戦で安打をマーク。「(復帰して)まだ1試合目だけど、4番としてすごく期待している」と指揮官。ただ後半戦はこれで0勝6敗。流れを断ち切る白星を一日でも早くつかみたい。

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