広島・大瀬良 2段モーション封印 前回登板で手応え「バランスあって強い球投げられる」

 後半戦初戦へ新たな気持ちで臨む大瀬良(撮影・立川洋一郎)
 キャッチボールをして調整する大瀬良(撮影・立川洋一郎)
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 広島・大瀬良大地投手(31)が28日、従来の2段モーションを封印して後半戦初戦の29日・中日戦(マツダ)に臨む考えを示した。前回22日・ヤクルト戦(神宮)の三回からフォームを変更し、それが奏功。変化を加えて8勝目を狙う。

 勝利をつかむための最善策を、大瀬良は自分なりに導き出した。「今の僕の体やいろんな状況を踏まえると、2段(モーション)ではない方がバランスがあって、強い球が投げられるのかな」と自己分析。ヤクルト戦では一、二回は1点ずつ献上したが、2段モーションを封印した三回から六回まで無失点。確かな手応えを持ち帰った。

 ここまで7勝も防御率は3・89。以前からフォームを変更する考えはあった。「なかなか大きなことなので踏み出せなかった。割り切って、きっかけになってくれれば」と活路を見いだしていく。

 球宴を挟み、いよいよ後半戦の幕が開ける。現在、勝率5割。阪神と同率2位から11ゲーム差で首位・ヤクルトの背中を追う。「2位死守という気持ちはない。一つずつ戦っていき、自分たちの野球をやる中で、いろいろと状況は変わってくると思う。チームが勝って、いい流れで始められるように。粘り強く投げたい」。本拠地からの再スタート。背番号14が先陣を切る。

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