広島・宇草が初のサヨナラ弾で阪神に負け無し9連勝!3位キープ 初回のアクシデントものともせず
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「広島5-4阪神」(22日、マツダスタジアム)
広島の宇草孔基外野手が、延長十一回にプロ初のサヨナラ弾を放った。
同点で迎えた2死走者無しの場面。アルカンタラが投じた内寄りのボールを力強く振り抜くと、打球は右中間席へ消えた。「しっかりいいイメージを持って。力んでしまうんで、それだけはしないように」と明かした宇草。「入ると思わなかった。信じられないっすね」と興奮気味に振り返った。
「先輩たちが喜んでくれたので一番良かったです」とはにかんだ宇草。初回にはけん制球で一塁に帰塁した際、ボールが右側頭部から首にかけての付近に直撃したが、痛みをものともせず二塁へ。その後、トレーナーらが駆けつけたがプレーを続行。三回に一塁内野安打、五回には中前打、そして延長十一回にサヨナラ弾と3安打猛打賞の活躍でチームを勝利へ導いた。