「広島５－５ヤクルト」（１５日、マツダスタジアム）

　首位攻防戦はシーソーゲームの末、引き分けとなった。

　ヤクルトは初回に村上の２戦連発となる１２号２ランで先制。

　広島は五回に中村健のプロ１号２ランで同点。２死二塁から菊池涼の適時二塁打で勝ち越した。

　ヤクルトは六回に１死一、三塁から宮本のスクイズで同点。長岡の適時打で勝ち越し、さらに内野ゴロの間に１点を追加した。

　２点を追う広島は六回２死一、三塁から松山の右２点適時二塁打で再び同点に追いついた。

　広島は延長に入り、再三のチャンスを生かせず。十回は２死満塁で田中広が三振。十一回は１死二塁から菊池涼、２死一、二塁から大盛が凡退。十二回は１死一、二塁で田中広が三振、中村奨が三飛に倒れ、試合終了となった。延長の３イニングだけで７残塁の拙攻だった。