カープ・床田 2戦連続燕斬りだ セ界防御率1位の力見せる「前回同様粘れれば」

 広島の床田寛樹投手(27)が25日、熱投再現で2試合連続燕斬りへ意欲を示した。27日のヤクルト戦での先発が濃厚だ。初対戦となった前回13日は、ソロ本塁打のみに抑え6回7安打1失点で白星を手にした。防御率はリーグトップの1・65。安定感ある投球でチームを勝利に導いていく。

 辛抱強く腕を振る構えだ。床田にとってヤクルト戦は今季2度目。13日の対戦では六回、浜田にソロ本塁打を被弾したものの、失点直後のピンチを切り抜け白星につなげた。登板が見込まれる27日を前に「1点は取られたけど何とか最少失点で粘れた。前回と同様に粘れれば」と力を込めた。

 4試合で2勝0敗。防御率はリーグトップの1・65。それでも「まだ始まったばかりなので」ときっぱり。重きを置くのは継続して粘り強い投球をしていくことだ。

 今季は体のメンテナンスにより力を入れる。昨季は登板後だけだった治療を、今年はブルペン投球した日にも受けるようにした。

 「僕の場合は良いパフォーマンスがどのくらい続くかなので。1試合でも長く良いパフォーマンスを出せるようにしたい」

 苦い記憶は19年。自身の開幕戦は黒星ながら2戦目から4連勝した。だが5月に入ると粘り強さが消え白星から遠ざかった。同じ轍(てつ)を踏まないようにと変更した調整方法によりコンディションは順調だ。

 この日はマツダスタジアムであった投手指名練習に参加した。開幕から4試合全てでクオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成。頼れる左腕が本拠地のマウンドで勝利を手繰り寄せる。

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