「巨人３－１広島」（１９日、東京ドーム）

　広島は攻守にミスが出て敗戦。首位から陥落した。

　先発した九里は三回、坂本の左越えソロで先制点を献上。五回は岡本和に中前適時打を許すと、２失策も絡んで３点目を失った。５回６安打３失点（自責点２）で今季初黒星を喫した。

　攻撃は走塁ミスで流れを失った。二回無死一、二塁では、二走・マクブルームが会沢の大きな右飛でタッチアップできず好機を広げられなかった。五回１死では、大盛が右翼線を破りながら三塁へ向かいタッチアウトになった。得点は八回、西川の右犠飛で奪った１点のみだった。

　試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

　－九里投手は厳しい判定もあり、四球続きの立ち上がりに。

　「初回の四球はね。前回もそうだけど、テンポが悪くても何とか粘り強く投げられるところがあった中で、ボール、ボールから打たれたのは甘くなった球だった。ストライク先行というのができず、厳しい展開になったところはありました」

　－走塁では２回無死一、二塁からマクブルームは判断ミスからタッチアップできなかった。

　「（マクブルームには）そういうことは走塁練習などからやっていかないといけないと思います」

　－２連敗になった。

　「こういうミスは反省して、次に生かさないといけない。今までやってきた野球を継続してやっていく。そういうところでしょう」