「なぜカープが勝てているのか」石原慶幸氏が解説 本塁打たった4本も得点リーグトップ

 3回、同点に追いつく2点適時打を放ち小窪コーチ(右)とタッチを交わすマクブルーム(撮影・立川洋一郎)
 5回、右前打を放つ坂倉(撮影・立川洋一郎)
3回、マクブルームの2点適時打で生還した西川(63)を出迎える佐々岡監督(中央)=撮影・立川洋一郎
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 「広島3-2中日」(16日、マツダスタジアム)

 広島は逆転勝ちで連勝。中日戦の連敗を3でストップし、首位を守った。

 デイリースポーツ評論家・石原慶幸氏は開幕から好調な戦いを続ける要因について評論した。

 「なぜカープが勝てているのか。ホームランがリーグ最下位。でも得点はリーグトップ。これが象徴している。細かい野球というか四球とか失策であるとか、相手がくれたチャンスをモノにできているところだと思う」

 チーム本塁打はトップの巨人が21本に対して最少の4本。だが、27犠打と82得点はリーグトップ。長打ではなく、小技を駆使して得点につなげている。

 「どちらがということなく、投打がかみ合ってやれている。このまま勝ち続けることは難しいが、こういう試合をしていたら勝ち進んでいけると思う」

 開幕6連勝の勢いのまま、ここまで来ている。

 「スタメンで出てるメンバーはすごく頑張っている。大きいのは相性だったり、体調面で代わりにスタメンで出た選手がすごくいい働きをしているところ。控えの選手たちの頑張りが大きい」

 快進撃を生み出した原動力について「この勢いを付けてくれたのは上本。ここまで続くのは与えられたチャンスで結果を残しているから」とプロ10年目にしてブレークした苦労人の名前を挙げた。

 2連勝で首位をキープしたが、「ペナントレースはまだ始まったばかり。順位を意識するのは早すぎる。でも控えだった選手が初スタメンでヒーローになったりすれば、ベンチの雰囲気はすごく良くなる。いい流れで来ていると思う」と佐々岡カープの現状を分析した。

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