広島が2カードぶりの勝ち越し 頭部死球のマクブルームは頭部打撲と診断

 今季初勝利を挙げてお立ち台で笑顔を見せる玉村(撮影・立川洋一郎)
 巨人に勝利しタッチをかわす広島ナイン
 7回、マクブルームが頭部に投球を受ける
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 「広島9-2巨人」(7日、マツダスタジアム)

 投打がかみ合った広島が巨人に快勝し、2カードぶりの勝ち越しを決めた。先発・玉村は初回に4連打で2点を先制されるも、7回2失点の粘投。佐々岡監督は「2点で食い止めたのが非常に大きかった。粘り強く投げてくれて、あそこ(初回)でズルズルいかなかったところは成長したと思う」と評価した。

 打線は0-2の初回に4番・マクブルームが来日初本塁打となる同点2ラン。その後は相手の拙守につけ込んで、追加点を奪った。助っ人の一撃に指揮官は「一発ですぐ同点に追い付き、球場全体がいい雰囲気の中で戦えた」と振り返った。

 マクブルームは七回の第4打席でビエイラの投球を側頭部に受け途中交代。広島市内の病院でCT検査の結果「頭部打撲」と診断され、8日以降については8日朝の状況を見て判断される。

 8日からは甲子園で阪神と3連戦。開幕2カード目の前回対戦では、3連勝を決めている。佐々岡監督は「また甲子園でも一つ一つ、集中して戦っていきたい」と強調した。

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