広島の開幕ローテ６番手を巡って２０日に一騎打ちで争う遠藤淳志投手（２２）、小林樹斗投手（１９）が１７日、マツダスタジアムで練習を行った。

　ソフトバンクとのオープン戦（マツダ）に先発するのは遠藤。

　「いい投球をして開幕ローテに入れるようにアピールしたい。一番はゼロで抑えること。持ち味であるスピード以上に速さを感じるキレのある真っすぐを意識していく。圧倒するボールを投げたい」

　ここまでオープン戦は８回を投げ無失点と好調をキープ。一時はロングリリーフ要員を期待されたが、先発候補に浮上した。

　一方の小林は同日に行われるウエスタン・中日戦（ナゴヤ）で先発する。

　「とにかく結果を出すしかない。まずはゼロで帰ってくるのが大前提。内容でも先頭打者とかカウント不利にしないとか、そこが増えてくると１軍でも打たれてしまう確率、失点する確率が増えてしまうので、そこは突き詰めていきたい」

　こちらは前回１３日・日本ハム戦では３回無失点と好投したが、以前の２試合では失点しており後がない。

　２人の口からはそろって「負けたくない」の言葉が出た。最後のイスを巡るし烈な争い。３・２７、ＤｅＮＡ戦（横浜）の先発を手にするのはどっちだ！？