広島・ドラ1黒原が圧巻の3連続K 巨人打線を1回無失点

 6回裏に登板し3者連続三振を奪った黒原(撮影・佐藤厚)
 6回裏に登板し3者連続三振を奪った黒原(撮影・佐藤厚)
 6回裏に登板し3者連続三振を奪った黒原(撮影・佐藤厚)
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 「練習試合、巨人-広島」(19日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 広島のドラフト1位・黒原拓未投手(関学大)が1回無安打3奪三振無失点。3者連続三振で対外試合デビューを最高の結果で飾った。

 六回から登板。先頭の八百板をこの日最速の150キロ直球で空振り三振。大城には直球主体で組み立て、決め球はカットボール。再び三振を奪った。3人目の増田陸に対しても攻めの投球を貫き直球で空振り三振だ。直球は140キロ台後半を常時計測していた。

 15日のシート打撃初登板では5者連続安打を浴びるなど、打者11人で8安打を浴びた。その後、クイック投法を修正した。

 この日は右足をしっかり上げてタメを作った。増田陸との対戦では、足を上げる時間を長くする工夫をこらして打者のタイミングをずらそうとした場面もあった。

 指にかかった直球は、自己最速の152キロにあと2キロ迫った。即戦力左腕が本領を発揮した。

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