広島のドラ1黒原は中継ぎでドラ2森は先発の方針 佐々岡監督が明かす

 ランチ特打に登板して打撃投手を務める黒原(撮影・立川洋一郎)
 ランチ特打に登板して打撃投手を務める森(撮影・立川洋一郎)
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 「広島春季キャンプ」(10日、日南)

 広島の佐々岡真司監督がドラフト1位・黒原(関学大)と同2位・森(三菱重工West)の起用法について明言した。黒原は中継ぎで、森は先発として起用する方針だ。

 この日、新人左腕2人は今キャンプ初めてフリー打撃に登板した。黒原は打者7人に直球のみ41球を投げ安打性は8本。ボール球は13球ながら、力のある球で押し込んだ。森は打者7人に直球のみ42球で安打性は7本だった。

 指揮官は黒原について「力みやばらつきもあった。でも球は力強い。リリーフで面白いかなという感じがしている。黒原が入ってくれれば、層が厚くなる」と話した。

 守護神・栗林へつなぐ「勝利の方程式」の構築が今春のチームの懸案事項だ。最速152キロ左腕が台頭すれば大きな戦力となるだけに、期待は大きい。

 また森については、先発での起用か?と問われ「そうですね」と返答。この日のフリー打撃登板については「真っすぐが(最速)144キロかな。中でもベースの上での強さは感じた」と振り返っていた。

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