広島・宇草 “誠也イズム”でレギュラー獲り 初めて弟子入り、学んだ「体の使い方」

 広島の宇草孔基外野手(24)が26日、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流した。24日までは沖縄で鈴木誠に初めて弟子入りし練習に励んできた。昨季までのチームの主砲から学んだことを春季キャンプで実践し、外野のレギュラーを勝ち取ってみせる。

 宇草にとって、鈴木誠との合同自主トレはかけがえのない時間だった。打撃の助言を受け、体の使い方なども学んだ。「たくさんあります」。多くの刺激を受け、財産を得た約3週間となった。

 弟子入りを志願し、年明けの4日から24日まで沖縄で汗を流した。再び感じ取った“誠也イズム”は体の連動性の大切さだった。

 「体の面から良くなったら、打撃の感覚も良くなっていくということもあった。全部つながっているなと改めて感じました」

 鈴木誠は常々「全部がつながっている」と言ってきた。技術だけではなく、体の強化や動かし方など…。複数が連動することで、打力向上につながると再認識させられた。

 移籍先としてレッドソックスが有力となる鈴木誠が抜けることで、外野の1枠が空く。宇草は昨季、43試合で打率・291、4本塁打。一発がある打撃に加え、俊足も大きな魅力となるだけに、新たな打線を組む上で期待は大きい。

 外野はチーム屈指の激戦区だ。「自分のやるべきことに集中して徹する。それが一番、大事。結果を出して、成長したところを見せられたらと思います」と力を込めた。鈴木誠から学んだことを胸に、2月1日のグラウンドに立つ。

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