広島・松山 禁酒宣言 ダイエットでV3時の肉体取り戻す「動ける体を作りたい」

 広島の松山竜平外野手(36)が24日、禁酒を宣言し、ダイエットすることを誓った。今季は開幕スタメンに名を連ねたが85試合の出場にとどまり、打率・263、2本塁打、29打点に終わった。プロ15年目の来季に向け、今オフは肉体を改造し、万全の状態でキャンプインを迎える。

 来季の逆襲に向け、肉体を改造する。松山が禁酒を宣言し、減量することを明かした。「本当は飲みたいですが、そこはこらえて。シーズン終盤に入ってから、何かを変えないといけないと思った。シーズンを終えてから今もやっている。キャンプまでやって、体をいい状態に持って行けるようにしたい」と固い決意を口にした。

 今季は7年ぶりに100試合未満となる85試合の出場にとどまり、打率・263、2本塁打、29打点。6月には上半身のコンディション不良もあり、復帰後は主に代打での起用が続いた。15日の契約更改交渉の際には「一番悔しい年になった」と唇をかんでいた。

 36歳になって結果が出なかった1年を振り返り、導き出した答えはダイエットだった。「筋力を落とさず、体重を良かった時期に戻そうと思った」。現在の体重は明かさなかったが、16~18年のリーグ3連覇した際の90~92キロまで体を絞ることを目標に掲げ、「動ける体を作りたい」と意気込みを語った。

 食生活も野菜中心にするなど減量に向け、気を配る。「もうひと花咲かせないといけない」と力を込めたベテラン。オフの期間でスリム化を図り、巻き返しを狙う。

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