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広島・九里 FA近日中にも結論 球団と交渉重ね複数年提示 指揮官“残留ラブコール”

 今季、国内FA権を取得した広島の九里亜蓮投手(30)が19日、マツダスタジアムで球団との交渉に臨み、去就についての明言は避けたが、近日中に結論を出す見通しを明かした。これまで複数回にわたる交渉で複数年契約を提示されたとみられており、局面は最終段階に入っている。

 九里は午前9時半にマツダスタジアムを訪れ、球団との交渉などを終え、帰宅の途に就く前に口を開いた。シーズン終了から18日。注目が集まる国内FA権を行使するか否かについては明言を避けた。それでも、近日中に最終決断することを明かした。

 「しっかり話をさせていただいた。はい、しっかりと考えて。近いうちに結論を出します」

 球団とは既に話し合いを重ねており、複数年契約の提示を受けたとみられる。去就の決定は最終段階か?という質問に対しては「ほぼほぼ」と答えた。

 30歳で手にした権利。全日程終了後には「しっかりと、ゆっくり考えていきたい」と話し、カープへの思いについても「いろんな場面、先発だったりで起用していただいて取れたもの。周りの方に支えられて取得できた。本当に感謝をしています」と語っていた。

 15日には佐々岡監督から食事会に誘われ、自身と同じく国内FA権を取得した大瀬良と共に出席した。「楽しく、いろんな話をしました」。内容については「大地(大瀬良)と一緒です。全部、先に全て言っているので」としながらも、指揮官直々の“残留ラブコール”がうれしかった。

 今季は初めて2桁10勝に到達すると、13勝(9敗)まで白星を伸ばし、自身初の最多勝に輝いた。5月には新型コロナウイルスの陽性判定を受け、一時戦列を離脱したこともあった。それでも2完投を含め、2年連続で規定投球回をクリア。先発の中心として存在感を示した。

 前日18日に大瀬良がFA権を行使せず、チームに残留することを表明した。今季チームは3年連続のBクラスに終わった。先発陣の多くは若い。背番号「14」とともに経験豊富な九里の存在は、来季の巻き返しを図る上で欠かせない。

 佐々岡監督は秋季練習終了後、改めて自身の考えを口にした。「当然、残ってほしい。大地と一緒に、という思いがあります」。指揮官の真っすぐな言葉がチームの思いでもある。

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