広島・矢野、外野挑戦!開幕1軍もわずか13試合 出場機会増へ「泥くさく」

 広島の矢野雅哉内野手(22)が9日、今秋から本格的に外野に挑戦していることを明かした。今季は開幕1軍入りを果たしたが、わずか13試合の出場にとどまったルーキー。来季の出場機会増加を目指し、新たな可能性を探っていく。

 軽快にフライを捕球した。全体練習後、外野に就き、赤松2軍外野守備走塁コーチから約50分間の特守を受けた矢野は「内野とは違うので、まだまだ難しいことばかりですが、頑張りたい」と力強く意気込みを語った。

 今季は強肩を生かした安定感のある守備を武器に、新人ながら開幕1軍を勝ち取った。守備固めや代走で起用されたが、1軍出場はわずか13試合。打撃では6打数無安打と結果を残せなかった。また、本職の遊撃には高卒3年目の小園が台頭。現状、内野のレギュラー獲得は厳しい状況下にある。

 そこで、出場機会を増やすために今秋から外野にも挑戦することを決意。フェニックス・リーグで赤松コーチから進言されたことも背中を押した。「守る場所が増えれば、自然と出場機会も増える。やってみようと思った」と意欲。同コーチは「器用ですし、やるに越したことはない。外野を守れて、足や打撃があれば、1軍に残れる」と期待を寄せた。

 10日からは紅白戦が始まる。来春の1軍キャンプ切符をかけた大事な実戦。「きれいなプレーはいらない。泥くさく、いい印象を与えられるようにしたい」と力を込めたルーキーが充実の秋を過ごしていく。

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