広島・佐々岡監督が今季を総括「どうすれば、ということを突き詰めていかないと」

 今季最終戦を勝利で終え、佐々岡監督(右)に迎えられる鈴木誠(撮影・西岡正)
 8回、空振り三振に倒れ悔しがる小園(撮影・園田高夫)
 4回、ピンチを背負い横山コーチと言葉をかわす小林(中央)=撮影・園田高夫
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 「ヤクルト7-9広島」(1日、神宮球場)

 広島は今季最終戦を白星で飾った。

 ルーキーでプロ初登板初先発した小林は、二回まで無失点。三回に2点を奪われると、四回にも捕まり3回2/36安打6失点(自責点4)で交代した。

 KOされたものの、直球は自己最速タイの152キロを計測。村上を2打席連続で三振に打ち取るなど、気後れせずに腕を振った。

 打線では、小園が打率3割にあと一歩届かなかった。初回に中前打を放ち、五回は右前へ。六回は右中間を破る二塁打だ。打率・299で迎えた八回の打席。安打が出れば3割到達だったが、高めの直球に空振り三振し・298で終わった。

 また、坂倉が2安打し、打率・315として今季を終えた。首位打者に輝いた鈴木誠に続く2位。打率1位、2位を独占するのは、球団では04年の嶋、ラロッカ以来。日本選手に限れば球団史上初めてになった。

 試合後の佐々岡監督の主な一問一答は下記の通り。

 -小林は光るものがあった。

 「一、二回と立ち上がりは良い球を投げていた。楽しみなのは本当に間違いない。来年への次の一歩になればと思います」

 -鈴木誠は苦しい時期を乗り越えて首位打者に。

 「ジャパンに行ってもなかなか苦しい時期があったと思う。それでも練習する姿をみんなが見ていた。後半は手がつけられなかった。それは練習の成果。素晴らしい」

 -今季終了。課題など改めて総括を。

 「負けは負けとして。打撃面では打率は残っているけど、点が取れない。確かに長打のいる打者がいれば点は入るけど、1点1点の積み重ねは、この1、2年の課題。投手では、四球の数などがある。そこをどうすれば四球が減るのか、入りと毎回言っているけど、ではどうすれば入りがうまくいくのか。『どうすれば』ということを突き詰めていかないといけない」

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