広島・鈴木誠が首位打者に前進 同僚の坂倉はチャンスも「トップがトップなので」
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「広島7-0DeNA」(28日、マツダスタジアム)
代打で出場した広島の鈴木誠也外野手(27)が追加点となる適時打を放ち、打率はリーグトップの・319に上昇。2年ぶりの首位打者に前進した。
六回に1点を先制し、なお無死満塁から京山の内角へのフォークを右前に運んだ。「とりあえず三振しないように。大地さん(大瀬良)が頑張っているので、追加点になって良かった」と話した。
セ・リーグで試合が残っているのはヤクルト、広島のみ。首位打者争いは鈴木誠と打率・313で追う3位の坂倉に絞られた。リーグ1位のヤクルト・村上の39本塁打にあと1本塁打と迫っている鈴木誠だが、佐々岡監督は起用法については「今日みたいな感じになる」と話すにとどめた。
六回無死一、二塁から先制の中前適時を放った坂倉は「(首位打者の)チャンスはあると思うんですけど、まあトップがトップなので。やれることはやります」と残り2試合での逆転に意気込んだ。