広島・宇草が先頭打者弾 試合前に誠也から助言「平常心で、いつも通り臨んでいこう」

 歓声に応える宇草
 1回、宇草は右越えに先頭打者本塁打を放ち、笑顔でベンチにがい旋(撮影・佐藤厚)
1回、宇草は右越えに先頭打者本塁打を放ち、笑顔でベンチにがい旋(撮影・佐藤厚)
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 「巨人7-8広島」(16日、東京ドーム)

 広島が巨人を下して3位・巨人とのゲーム差を3に縮めた。初回に打者9人攻撃で一挙4得点。猛攻の口火を切ったのは、宇草孔基外野手(24)だった。

 先頭で相手先発・高橋の2球目直球を右中間スタンドへ突き刺した。うれしいプロ初の先頭打者本塁打は6月15日以来の3号ソロ。チーム全体に活気をもたらす一打には、大きな価値があった。

 試合後のヒーローインタビューでは「思い切っていった結果、ホームランになって良かった」と笑顔。試合前には主砲・鈴木誠から助言を受けたと明かし「平常心で、いつも通り臨んでいこうと言われたのでありがたかったです」と先輩に感謝した。

 佐々岡監督も「チームに勇気を与えてくれた一発だったと思う」と電光石火の一撃を高く評価。逆転CSへ望みをつなぎ「一戦一戦集中していきたい」と宇草。2年目の若武者が躍動を続ける。

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