広島・森下 奮起につながった後輩のエール「やらなければいけないと」

お立ち台で笑顔を見せる宇草(左)と森下
7勝目を挙げた森下(中央)をねぎらう佐々岡監督(左)(撮影・立川洋一郎)
ヒーローインタビューを終えて、スタンドに向かって手を振る広島・森下暢仁(左)と広島・宇草孔基=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-1巨人」(10日、マツダスタジアム)

 先発した広島の森下暢仁投手が7月14日・中日戦以来、自身9試合ぶりの7勝目を手にした。7安打を許すも7回無失点。3点リードの七回は2死二、三塁で3番・坂本をこの日最速の153キロ直球で二直。「ここ最近、ああいう場面で打たれていた。捉えられたけど、しっかり正面でアウトを取れて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 お立ち台では、後輩の言葉に使命感が増幅したと明かした。同じ後半戦未勝利だった玉村が7日の中日戦で後半戦初勝利。ヒーローインタビューで「次は森下さんに期待してください」というエールを耳にして「やらなければいけないと思って必死に頑張りました」と振り返った。

 佐々岡監督は「勝っていない自分、チームが連勝中というプレッシャーの中での登板。1点もあげられない気持ちが出ていたし、粘り強さがあった」と力投をたたえた。

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