広島3年ぶり5発快勝 鈴木誠2発 佐々岡監督「誠也が打って乗っていけた」

 巨人に勝利し、佐々岡監督(右)とタッチを交わす鈴木誠(撮影・西岡正)
 7回、3ランを放ち、本塁へ向かう鈴木誠(撮影・西岡正)
 9回、3ランを放ち、ナインとタッチを交わす坂倉(撮影・西岡正)
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 「巨人2-11広島」(26日、東京ドーム)

 広島が3年ぶりの1試合5本塁打で連敗を2で止めた。

 巨人先発・菅野に対し初回は鈴木誠が15試合ぶりの本塁打となる16号2ラン。さらに坂倉も右越えソロを放ち3点を先制した。六回に菊池涼が左越え2ランを放った。七回は戸根から鈴木誠がバックスクリーンへ、この日2本目となる17号3ラン。さらに九回には、桜井から坂倉が自身初の1試合2本塁打となる右越え3ランだ。

 対巨人の相性などを買われて中5日で先発した九里は6回4安打5四死球1失点で8勝目。四球などでピンチを招くものの、最少失点で切り抜けた。

 好守でももり立てた。5-1の六回2死一、二塁では、西川が中島の打球にジャンプ。最後はフェンスにぶつかりながら捕球し失点を防いだ。

 この日、54歳の誕生日だった佐々岡監督の、試合後の主な一問一答は下記の通り。

 -1試合5発で快勝した。

 「相手が菅野投手だったので、先制パンチが効いたと思います。誠也が打ったことによって、チームも乗っていけたと思います」

 -苦しんでいた鈴木誠が2発。

 「1本出たことで、また2発目も出たということで、ここから乗っていけたらと思いますし、本人も少しは楽になったというか。またあしたから地元なので、乗っていってくれたらというよりも、乗っていってほしいという感じです」

 -九里の投球については。

 「なかなか後半ね。制球面で、というか、今日もそういうところが顔をのぞかせながら。守備陣が、五回の菊池涼の頭脳プレー、六回の西川のファインプレー。本当に守備陣に助けられた1勝だと思います」

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