広島が3連敗 今季10度目の完封負け 21イニング連続無得点

 4回、空振り三振に倒れる鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
 6回、右飛に倒れた鈴木誠(中央)=撮影・立川洋一郎
 3回、渡辺の適時打で先制点を許す森下。右は生還した二走・京田(撮影・立川洋一郎)
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 「中日3-0広島」(17日、バンテリンドーム)

 広島が散発6安打と打線が沈黙し、今季10度目となる完封負けで3連敗となった。

 初回、2死一、二塁と先制のチャンスを作るも坂倉が投ゴロに倒れた。三回にも1死二塁の好機を演出するも菊池涼が見逃し三振。続く小園が二ゴロに倒れ、無得点に終わった。先発の福谷とは今季3試合対戦。2勝0敗と好相性だったが、この日は右腕を打ち崩すことができなかった。

 15日の阪神戦でも完封負けを喫しており、14日の阪神戦で六回に得点を挙げて以降、これで21イニング連続無得点となった。

 東京五輪では2勝を挙げ、金メダル獲得に貢献した先発の森下は7回6安打2失点と力投。11試合連続のクオリティースタート(6回以上自責点3以内)を達成するも、打線の援護に恵まれず、5敗目となった。

 走者を出しても一向に得点につながらず、前半戦で課題としていた得点力不足がまたも露呈した。

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