広島・小園、打率3割ターンじゃ 残り3試合、つなぎの意識でマルチ安打が“ノルマ”

 広島の小園海斗内野手(21)が11日、打率3割以上を保って前半戦を終える意気込みを見せた。現在は・315。「それ(3割キープ)をできるように残り3試合頑張りたい」。12日からの中日戦でも、快音を響かせる。

 調整力が結果につながっている。特長的なのは追い込まれてからの打撃だ。どっしりと腰を落としノーステップ打法に切り替える。打席の中で「タイミングの取り方を変えたり、取り方を小さくしてみたりして。それがつながっていると思う」と自己分析した。

 6月13日のオリックス戦から24試合連続で、3番としてスタメン出場している。鈴木誠の前を担い、その打撃がそのまま得点に直結するものの、気負いはない。念頭に置くのはつなぎの意識だ。

 7月の9試合で無安打は2試合。それでも見据えるものは高い。10日のヤクルト戦は初回に中前打を放って以降、4打席で凡退した。「1試合1本ずつ出ているのは良いことですけどもう1本出さないとダメ。もう少し(複数安打を)出せるように」と顔を上げた。

 新型コロナウイルスの陽性判定を受けるなど、さまざまなことがあった前半戦だ。「チャンスで回れば自分がかえせるようにしたい」。残り3試合。手応えをつかんで後半戦へ向かう。

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