広島が積極継投で反撃阻止 バードとコルニエルの“火消し”に指揮官「よく抑えてくれた」

 8回、ピンチで登板も無失点に抑えて喜ぶコルニエル(撮影・西岡正)
9回に登板し力投する森浦(撮影・西岡正)
8回、ピンチを救ったコルニエル(左)を笑顔で迎える大道(中央)とバード(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト0-5広島」(10日、神宮球場)

 広島が積極的な継投でピンチを脱し、勝利に結びつけた。

 先発・大道が3点リードの八回に無死満塁とされ、2番手・バードにスイッチ。代打・川端を三ゴロに仕留めると、佐々岡監督は再び交代を告げてコルニエルをマウンドに送った。右腕は前夜サヨナラ打を放った代打・内川に全球直球勝負。最後は158キロ直球で空振り三振、続く塩見も154キロで2者連続空振り三振に斬った。

 指揮官は窮地を救った2人の助っ人に「バードとコルニエルが、あそこの場面でよく抑えてくれた」とたたえ、力でねじ伏せたコルニエルには「満塁から三振がほしいところで三振を取れる。本当に期待しているのでね。自信になるんじゃないですかね」と満足げに振り返った。

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