石原慶幸氏が指摘 広島中継ぎ陣に経験豊富なフランスアが加わったことは大きい

 「広島4-3阪神」(4日、マツダスタジアム)

 広島は先発・森下からフランスア、コルニエル、守護神・栗林につなぐ懸命な継投策で逃げ切った。デイリースポーツ評論家の石原慶幸氏(41)は右膝手術から戻ってきたフランスアについて「新しいスタイルを見せてくれている」と語り、救援陣を引っ張っていく存在になることを期待した。

  ◇  ◇

 フランスアが七回の1イニングを無失点で抑えた。いろんな球種を使いながら両サイドを丁寧に投げている印象で、昨年までとは違う新しいスタイルを見せてくれている。

 右膝手術から復帰したばかりで、まだ足の踏ん張り具合などいろんなことを確認しながらの投球ではあると思うが、もともと夏場に強い投手だけに、これからどんどんコンディションが上がってくれば、さらにいい投球が期待できそうだ。

 中継ぎ陣は塹江が登録抹消され、コルニエルや森浦ら経験の少ない投手でしのいでいる状況。そこに抑えやセットアッパーの経験も豊富なフランスアが加わったことは大きい。リリーフ陣を引っ張っていくような投球をしてもらいたい。

 栗林はボールが引っかかり気味で制球に苦労していたが、連続四球でピンチを招いてからは見違えるような投球だった。佐藤輝、大山に対して、しっかりと低めに投げ切って連続三振。連続四球を引きずることなく、すぐに気持ちを切り替えて自分のやるべきことに徹することができるのは素晴らしい。メンタルの強さを改めて感じた投球だった。

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