大拙攻で9度目のドローに、広島・佐々岡監督はもどかしさ「引き分けというのはね」

9回、広島・坂倉将吾(31)が二飛に終わり、引き分けで試合が終了(撮影・立川洋一郎)
4回、右前打を放つ広島・小園海斗(撮影・立川洋一郎)
9回に登板し、打者3人全員を空振り三振に仕留める好投を見せた広島・栗林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島1-1中日」(27日、マツダスタジアム)

 広島は攻撃陣が決め手を欠き、11安打を放ちながら1得点の拙攻で今季9度目の引き分け。カード勝ち越しはならなかった。

 同点の九回、中日・又吉に対して2死満塁としたが、坂倉が二飛に倒れた。八回も2死一、三塁で、ベンチは代打・松山を送り出すも中飛。フェンスギリギリへの飛球に、球場全体がため息に包まれた。

 三回以外は、毎回得点圏に走者を置きながらも13残塁。佐々岡監督は「攻めた中で、あと1本が出なかった。2人(森下と栗林)が試合をつくった展開だっただけに、引き分けというのはね…」と勝ち切れなかったことに、もどかしさを募らせた。

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