広島・森下「野球人生にプラス」各世代で代表経験 プロ2年目で初のフル代表

 東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に内定した24選手が16日、都内のホテルで発表された。

 広島・森下暢仁投手(23)は喜びを素直に言葉に変えた。自国開催の五輪に、日本代表の一員としてプレーできる。「4年に一度しかない大会。すばらしい大会に出られるというのは自分のこれからの野球人生にプラスになる」と力を込めた。

 大分商や明大時代にも、各世代の日本代表に名を連ねた。初のフル代表入りをプロ2年目で実現させた。今季は新型コロナウイルス陽性者の濃厚接触者となり一時、戦列を離れたものの、ここまで9試合で防御率2・35を残している。

 田中将、菅野、大野雄、山本ら強力先発陣に加わった。稲葉監督は「彼は力でも勝負ができる投手。国際舞台でも全ての球が通用する」と目を細める。さらに抜群の制球力で試合をつくる能力も侍ジャパンでは頼りになりそうだ。

 「日本で開催ですし、絶対に勝たないといけないという思いの中で、ある大会。本当に重みのある」と右腕。重圧も力に変え、金メダルを目指すチームの一翼を担っていく。

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