広島 連敗8でストップ 佐々岡監督「一つ勝つのがこんなに難しく、苦しいものとは」

 8回、勝ち越し2ランを放ち、雄たけびを上げて本塁へ向かう宇草(撮影・立川洋一郎)
お立ち台で笑顔を見せる宇草(右)と林
 3回、左前打を放つ鈴木誠(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-3西武」(15日、マツダスタジアム)

 広島が逆転勝利で連敗を8で止めた。

 3-3の八回2死一塁で宇草が2号左越え2ランを放った。先発の大瀬良は7回3失点。九回はドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)が3者連続三振で締めた。試合後の佐々岡監督の一問一答は下記の通り。

 -ようやく連敗が止まった。長かった。

 「(しみじみと)長かったね。一つ勝つのがこんなに難しく、苦しいものとは…ね。選手たちが頑張ってくれました」

 -逆転は八回2死からだった。

 「林が2死から3本目の安打でしっかりとつないでくれた。その後に宇草がね。すごく効果的な一発だった」

 -直前八回の守備。満塁ではバックの好守があった。

 「坂倉がね、不慣れなファーストを任せている中でワンバウンドとかショートバウンド(の送球)をほんとよく捕っている。キクのプレーも大きかった」

 -大瀬良については。

 「責任感の強い大地なんで、こういう状況の中で、自分が(勝ちを)…という気持ちがあったと思う。チームが勝ってホッとしているんじゃないかな」

 -会沢の状態は?

 「明日、病院へ行きます。(自力で)歩けなかったので、ちょっと心配」

 -交流戦は最後1試合になった。

 「今日勝ったので、明日もいい形で(交流戦を)締めて、金曜日からのリーグ戦に向かっていきたい」

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