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広島・クロン5号特大弾 凄まじい衝撃音「やっと最後にいいタイミング」

 「広島5-12楽天」(4日、マツダスタジアム)

 あんだけ飛んでも、1本てのが悔しい。それくらいとんでもない打球を、クロンがかっ飛ばした。3点を追う六回1死無走者。マウンドには通算150勝目のかかる涌井。

 その涌井は、徹底した外角スライダー勝負をクロンに挑んできた。最初の2球は空振りで追い込まれたが、そこから粘りに粘った。

 3本のファウル。3球のボール。フルカウントで迎えた9球目は、直球が甘く入ってきた。195センチ、115キロのパワーをまるごとぶつければ、ボールが悲鳴を上げるような衝撃音を残し、左翼席のファンもあんぐりと見上げる特・特・特大弾となって闇に消えた。

 ここまで2割台前半の打率と苦しんできた。しかし四回に詰まった打球が中前に落ちる適時打となって「ラッキー」と気を良くしたことも、次打席の一発につながった。

 衝撃の5号ソロに「(この打席で)6回振って、やっと最後にいいタイミングで振ることができた」と振り返ったクロン。

 八回には自身の失策も絡んで5点を失い、チームは大敗。だがそれがどうした。衝撃の一発は、間違いなく鯉党に「来てよかった」と思わせた。クロンの「もっと良くなるように」の決意。楽しみしかない。

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