広島が22イニングぶり得点 小園、羽月の適時打で3点先取

2回、右前に先制打を放つ小園(撮影・坂部計介)
2回、右前に2点二塁打を放つ羽月(撮影・坂部計介)
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 「広島-DeNA」(14日、マツダスタジアム)

 広島が22イニングぶりの得点を挙げた。

 二回、相手の失策2つで無死二、三塁のチャンスを作ると小園がDeNA先発・ロメロの初球チェンジアップを捉え、右前適時打を放った。「守備位置を見ながら内野ゴロでもいいという気持ちで入ることができました。初球から思い切っていった結果抜けてくれて良かったです」。二塁走者の安部が本塁を陥れるもアウト。リクエストの判定も覆らなかったが、なお安打と死球で2死満塁とすると羽月が右翼線へ2点適時二塁打を放ち、この回3点を奪った。「打ったのはスライダー。追い込まれていたので何とか後ろにつなぐ気持ちでいきました」と話した。

 広島は8日の中日戦(バンテリンドーム)の八回以降、この試合前まで20イニング連続無得点と打線が沈黙していたが、ようやく得点を挙げた。なお、1イニング3得点以上は4月27日のDeNA戦の三回(7点)以来、11試合ぶりとなった。

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