「中日－広島」（９日、バンテリンドーム）

　先発した広島・玉村が、プロ初安打を放った。０－０の三回２死で、中日先発・柳からしぶとく左前打。３人で攻撃を終わらせることなく出塁すると、続く菊池涼が右翼線ポトリと落ちる右前打でつなぎ、２番・羽月が四球。２死満塁と攻め立てたが、３番・安部が空振り三振に倒れて無得点に終わった。

　玉村は前回４月２９日のＤｅＮＡ戦でプロ初登板初先発。５回５安打５失点（自責点４）でプロ初黒星を喫し、２度目のマウンド。二回まで中日打線を無安打に封じている左腕がプロ初勝利を目指していく。