広島、開幕戦以来の借金1 5番手・塹江が決勝点献上 1軍昇格小園は適時打含む2打点

8回表ヤクルト1死一、二塁、ヤクルト・山崎晃大朗に勝ち越しの2点適時三塁打を打たれた広島・塹江(左)。右から生還したヤクルト・古賀とヤクルト・並木=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
8回表ヤクルト1死一、二塁、ヤクルト・山崎晃大朗に勝ち越しの2点適時三塁打を打たれ、肩を落とす広島・塹江敦哉。右は捕手・広島・会沢翼=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
2回裏広島2死一、二塁、右前へ同点適時打を放つ広島・小園海斗=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-7ヤクルト」(22日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を落とし、3月26日の開幕戦で敗れて以来となる借金「1」となった。

 ヤクルトが先制し、広島が追いつく展開。4-4で迎えた八回に登板した塹江が2連打で1死一、二塁のピンチを招くと、山崎に左中間を破られる2点適時三塁打で勝ち越しを許し、元山のスクイズで、この回3点目を失った。

 先発の遠藤がぴりっとしなかった。0-0の二回、塩見に先制3号ソロを被弾。味方が同点として迎えた三回には山崎に四球を与えると、元山に勝ち越し点となる2号2ランを浴びた。この回を投げ終え降板。今季2度目の登板は3回2安打も5四球を与え3失点だった。

 後を受けたコルニエルは2回2/3を1安打1失点(自責点0)。六回に失策で1点を失い、さらに2死一、二塁とされたところで登板したドラフト2位・森浦(天理大)は山崎を遊ゴロに抑えてしのいだ。

 攻撃では、この日今季初めて1軍に昇格した小園が躍動した。0-1の二回2死一、二塁で右前適時打。四回1死一、三塁では二ゴロながら俊足で併殺を免れ1点をもぎとった。

 若鯉は20日に1軍に合流したものの、昇格を見送られ21日に2軍戦に出場。田中広が19打席連続無安打で打率・155と低迷したことを受け、再び呼び戻された。

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