広島・森下「2回続けてあっては絶対いけない」5失点KOにリベンジ誓う

 先発し力投する森下(撮影・山口登)
 4回、佐藤輝(手前)に2ランを許し下を向く森下(撮影・田中太一)
 5回、マルテに2ランを許し打球を見つめる森下(撮影・田中太一)
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 「阪神6-0広島」(14日、甲子園球場)

 先発した広島・森下暢仁投手(23)が5回を投げて自己ワーストタイの5失点(自責点4)でKOされた。プロ入り後、5試合で4戦負けなしだった阪神から初黒星を喫し「甘い球をしっかり打たれました」と悔しさをのみ込んだ。

 二回に先制適時打を許し、開幕からの連続無失点が16イニングでストップ。四回は佐藤輝に甘く入ったカーブを右中間スタンドに運ばれた。追加点となる2ランに「相手にしっかり打たれた。次は抑えたい」とリベンジに燃えた。前回対戦で2打数無安打2三振と封じていた相手に、痛い一発を浴びた。

 五回もマルテに被弾し、昨年9月以来の1試合2被弾。直球は最速152キロを計測したが、カーブの制球に苦しむなど、わずか1奪三振と本来の姿ではなかった。佐々岡監督も「中に入ってくるボールが多く、シュート回転していたし、カーブもいつもの軌道ではなかった。四球絡みの失点で、らしくない投球だった」と制球面を指摘した。

 森下は試合後「2回続けて、こういうことがあっては絶対いけない。しっかり反省して次は抑えたい」と次戦に視線を向けた。

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