「広島-巨人」(10日、マツダスタジアム)
先発した広島の九里亜蓮投手(29)は106球を投げ、7回3安打2失点(自責1)と好投した。
初回、1死一塁から自らのエラーでピンチを広げてしまい、1点を先制された。三回にも松原に右越えソロで追加点を許した。
全体的にボール先行の我慢の投球が続いた。それでも後半は尻上がりに調子を上げ、六、七回は三者凡退に抑えた。
三回には打者走者と一塁付近で交錯。治療のため一度ベンチを降り、ベンチをひやりとさせる場面があったが、無事にマウンドに復帰した右腕。開幕から2戦2勝と勢いに乗る九里が力投を見せた。