カープ選手がプロデュースした“カープ飯”が好評だ。３月２１日の第１弾に続き、同２６日には第２弾が発売。ボリューム満点の丼もの、焼き鳥などのおつまみ系、カープ女子が大喜びしそうなスイーツなどバラエティーに富んでおり、これまで１４品がラインアップ。マツダスタジアム内の売店に並び、ファンの胃袋をつかんでいる。

　１番人気は森下の「タン塩とカルビ焼肉丼」で、１日２００～３００食売れるという。商品を手がけるエームサービス（株）の鈴木高應さん（３８）は「分かりやすいメニューであることと、やはり森下投手がプロデュースしたことが大きいと思います」と話す。

　エース大瀬良は「ソーセージナポリタンドッグ」。福岡出身の島内は「最強豚骨ラーメン」。新人では栗林が「極上ふわとろオムライス」、森浦は「イカゲソの塩焼き」をプロデュースした。松山、床田、塹江、遠藤、野間の５選手はスイーツをチョイス。カープナインは甘党が多いようだ。

　商品化にあたっては、まず選手にアンケートを実施し、希望のグルメ、味の好み、こだわりなどを細かく聞き出す。それを元に試作品を作り、選手に試食してもらう。一発でＯＫが出ることもあれば、何度も作り直して、ようやくＯＫが出ることも。「選手においしいと言ってもらった時はほっとします」と鈴木さんは笑う。

　５月に第３弾、第４弾もお目見えする予定で、現在、試作の真っ最中。どんな選手の、どんなグルメが発売されるか。球場観戦の際はイチ推し選手の“カープ飯”を食べながら応援しよう！

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　【カープ選手プロデュースメニュー】

・大瀬良大地「ソーセージナポリタンドッグ」（７５０円）

・九里亜蓮「こだわりナムルと醤油そぼろ丼」（１１００円）

・栗林良吏「極上ふわとろオムライス」（１１００円）

・田中広輔「さっぱり葱塩豚丼」（１１００円）

・森下暢仁「タン塩とカルビ焼き肉丼」（１２００円）

・松山竜平「抹茶ソフトクリームパフェ」（７００円）

・床田寛樹「究極の苺づくしパフェ」（７００円）

・森浦大輔「イカゲソの塩焼き」（６５０円）

・塹江敦哉「ほうじ茶ソフトクリームパフェ」７００円

・島内颯太郎「最強豚骨ラーメン」（１１００円）

・Ｋ・クロン「チキンコルドンブルー」（１０００円）

・野間峻祥「バニラソフトパフェ」（７００円）

・遠藤淳志「キャラメルシェイク」（６５０円）

・ケムナ誠「鶏の炭火焼」（８５０円）