広島・羽月 外野もやる!1軍生き残るためなら…首脳陣提案に即決
広島・羽月隆太郎内野手(20)が15日、自身初の開幕1軍入りに向けてユーティリティープレーヤーになることを誓った。現在は外野守備にも挑戦中。「出場機会を増やすため。レギュラーを取るためにいざポジションが空いたとなれば、どこにでも入れるようにしたい」と力を込めた。
首脳陣から外野練習の提案を受けて、「やってみます」と即決。13、14日の練習では外野の守備に入り、軽快な動きを見せた。「内野と全く違うので難しいですが、頑張ります」と前向きに取り組んでいる。
1軍に生き残るためなら、やれることは何でもやる覚悟だ。本職は二塁だが、オープン戦では三塁も守るなどプレーヤーとしての幅を広げている。
正三塁手最有力の堂林が13、14日のオープン戦を欠場。16日からの関東遠征には帯同せず、開幕に間に合わない可能性が出てきた。河田ヘッドコーチは代役三塁の筆頭候補にクロンの名を挙げたが、「矢野もいれば羽月もいる。使っていけば面白いかなとは思う」と期待を寄せた。
羽月は複数ポジションの挑戦に「ありがたいことです」と意欲的。チームの元気印は開幕1軍入りへ向けて、がむしゃらにチャレンジを続けていく。