広島、21年初戦は完封負け 4番クロンは3打数無安打 ドラ6矢野が攻守に存在感

 1回、三振に倒れるクロン(撮影・立川洋一郎)
2回、中前打を放つ矢野(撮影・立川洋一郎)
 ベンチで戦況を見守る佐々岡監督(中央)=撮影・立川洋一郎
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 「練習試合、広島0-7ロッテ」(16日、コザしんきんスタジアム)

 広島の対外試合初戦は、完封負けスタートとなった。注目された新外国人・クロンは初回、2死一塁で空振り三振。相手先発・大嶺の直球に振り遅れる場面が目立ち、最後は変化球にバットが空を切った。

 続く四回の第2打席は左飛。七回の第3打席は強い当たりだったが三塁正面。三ゴロに凡退し、3打数無安打で対外試合初戦を終えた。

 野手ではドラフト6位の矢野(亜大)が光った。「8番・遊撃」で先発出場し、3打数1安打。2回2死二塁から大嶺のフォークにうまく中前へ運んだ。二走・大盛が本塁で憤死したため適時打とならなかったが、自慢の守備でも存在感を示した。

 投手陣は開幕ローテ入りを狙う先発・遠藤は3回を投げて2安打1失点。中村奨にソロを浴びた。2番手・薮田は2回を2安打無失点と、それぞれ及第点の結果を示した。3番手・コルニエルが2回4四球と制球を乱して3失点と課題を残す形となった。チームは17日、那覇に移動して巨人と練習試合を行う予定になっている。

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