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広島・九里 初の2桁勝利&規定投球回到達見えた 7回2/3無失点10K8勝目

 「広島2-0ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)

 プロ初の2桁勝利が見えた。広島・九里亜蓮投手(29)が7回2/3を3安打無失点。今季最多の10三振を奪う好投で8勝目を挙げた。初の規定投球回到達にもあと7回1/3とした。残り11試合での先発機会は2度の予定。白星を連ね、新境地を開拓する。

 悔しさは残っていたかもしれない。それでも7回2/3を3安打無失点の快投を演じてお立ち台に上がった九里に、鯉党は大きな拍手を送った。「一人一人、しっかりアウトを積み重ねられるように投げました」。自身4連勝となる8勝目。残りの登板数は2度が有力で、プロ7年目で初となる2桁勝利へ望みをつないだ。

 初回、1死一、二塁の場面で村上と塩見を連続三振に打ち取り、ピンチを切り抜けるとリズムに乗った。変化球を低めに集めた丁寧な投球で相手を翻弄(ほんろう)。三回から七回まで毎回三振を奪うなどツバメ打線に空を切らせ、自己最多タイとなる10三振を奪った。

 打席が回る七回終了時にはベンチで佐々岡監督と会話を交わし、続投を決意した。しかし、八回、2死三塁から青木と代打・西浦に連続四球。満塁となったところで無念の降板となった。「前の試合も回の途中で降りてしまった。自分でいきますと言って、それで投げ切れなかったのが悔しい」と右腕は唇をかんだ。だが、2番手・塹江が村上を三振に斬ると笑みを浮かべ、「塹江のおかげで勝てました。しびれる場面で最高の投球をしてくれた」と好リリーフした左腕を称えた。

 自身にとって大満足の内容とはならなかったが、佐々岡監督は「本当にいいピッチングを続けてくれている。攻める投球ができている。カードの頭で安定しているのは本当に大きい」と絶賛した。

 チームは完封勝ちでヤクルト戦の5年連続の勝ち越しを決め、右腕も128球の熱投で自身初の規定投球回到達まで残り7回1/3とした。「一番勝っているのが、(9勝の)森下なので」と冗談交じりにチームメイトの新人に対抗心を燃やしながらも「しっかり最少失点でいって試合を作っていけば、チャンスはでてくると思う」と話した背番号12。最後まで腕を振り、ローテ完走へ全力投球を続けていく。

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