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広島の宇草、大盛ら若手野手の積極性を北別府氏が高評価「来年への財産になる」

 下位に低迷する広島は残り20試合を切り、来季を見据えて若手選手を積極起用している。ドラフト2位・宇草孔基外野手(法大)は、6日の阪神戦(マツダスタジアム)で1軍出場選手登録されると、すぐに1番左翼で起用されプロ初安打を記録した。10日のヤクルト戦(同)ではプロ初タイムリーを放つなど結果を残している。デイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏に宇草ら1軍に起用される若手野手について聞いた。

 宇草は6日・阪神戦のプロ初打席で初球を打って二ゴロに倒れた。13日・巨人戦では球界のエース菅野と初対決で初球を空振りしたものの6球目を右前打した。北別府氏は「積極性があるのがとても良い。若い選手は手を出さず追い込まれることが多いが、初球からどんどん振っている。自分のタイミングが合わずバットを振れなかったり、初球を振ろうと頭で分かっていてもなかなか振れるものではないからね」と話した。

 投手目線で言うと「タイミングが狂っていてもバットに当たればヒットになることもある。バットを振ることが打者の基本で、手数が増えるとヒットになる確率も上がる。宇草は足も速く、彼が出塁すると田中、鈴木誠という最近当たってきだした打者を迎えるので投手にとって非常に嫌な場面を迎える事になる」という。

 投手と野手で違うものの北別府氏も入団1年目の1976年シーズン途中、チームが低迷したこともあり1軍を経験。2勝を挙げ翌年からローテーション入りを果たした。「次の年への準備で呼んでもらえる選手でいることと結果を出すことが必要だろう」と今1軍へ呼ばれる選手は来季に期待の選手であることを強調した。

 宇草は守備面や走塁面など課題もあるが「今は1軍のピッチャーと対戦することで来年への財産になるだろう。来年いきなり1軍に上がるよりスタメンを経験していれば気分的にも余裕が出るし、自分の物差しにもなるだろう」という。

 期待の選手は宇草だけではない。「大盛も積極性がある。シーズン中に1軍を経験した林や羽月もいい素材だと思う。それぞれがチャンスをもらって結果を出すことで若手同士の刺激にもなる」と相乗効果を期待した。

 加えて「若手が伸び伸び積極的なバッティングを見せていることに中堅選手は危機感を持たないといけない。そうする事でチームの底上げになり来季への期待を持てるような本来のカープの姿を取り戻して欲しい」とエールを送った。巨人の優勝マジックが1桁となり、低迷したカープの来季はすでに始まっている。

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